高山病院はここまで育てます！
年間教育計画に基づき、入職当初は、プリセプターや先輩看護師と一緒に業務を行い、職員の一員として病院の風土や概要の理解に務め、職場環境に慣れて頂きます。その後、到達目標に沿って、段階的に一人で行える業務範囲を広げ、部署内に加えて、院内全体を把握出来るよう支援いたします。これまで培ってきたキャリアを基に自己啓発（院内外研修参加）に努めることや自ら疑問点を相談し、部署内外から助言や援助を得て解決することを通して、安全で安心な看護を提供する為の専門知識、技術や看護実践能力、課題解決能力を習得するキャリアアップへ繋がります。
プリセプターは、プリセプティの業務や看護技術の指導や教育に加えて、精神面での支援を行うなど、腎臓・泌尿器疾患及び血液透析における看護技術の習得や周囲と良好な人間関係を築くコミュニケーション能力が求められます。プリセプターが、プリセプターシップを発揮することは、自己の成長を図る機会であり、プリセプティのキャリアアップを導く重要な役割を担っています。自部署に加えて、応援看護師として他部署への勤務経験を重ね、腎臓・泌尿器疾患及び血液透析の知識見聞を更に深め、幅広い視点での看護に活かします。また、他部署職員との協力や信頼関係を築くことで、他部署と連携して課題を改善する解決能力を磨くチャンスです。
これまで培ってきたキャリアを活かし、部署内で日々の業務が円滑に行われるよう、様々な情報収集や状況の把握に努め、変化に対応した的確な判断で職員へ指示出しを行う司令塔の役割を担っています。また、患者さんに安全第一で適切かつ継続的な看護を提供するため、カンファレンスの運営や開催を通じて、看護計画の立案や評価、修正を行います。さらには、必要に応じて周囲への精神的な支援やプリセプティの指導状況も適宜確認します。一方で自部署の職員だけではなく、他部門との連携に於ける橋渡し役となり、多職種協同のチーム医療が実践できる務めも果たします。
当院は、３分野の認定看護師３名と認定研修者１名の計４名が活動を行っています。患者さん及びそのご家族へより良い看護が提供できるように、看護部のみならず院内で組織横断的な活動を行っています。認定看護師の専門性を活かした３つの役割「実践、指導、相談」を果たし、院内で提供する医療の質の向上に努めています。
感染管理認定看護師は、定期的に院内のラウンドを行い、患者さんや職員をはじめ病院内全ての方に感染予防策が確実に実施できているかの状況を把握したうえで、課題点の解決に努めています。また、感染対策制御チームの中心として、情報の発信や教育の実施など院内全般の感染対策に取り組む重要な役割を担っています｡
がん化学療法看護認定看護師は、患者さんとご家族が自分らしい生活を続けられるよう寄り添い、安全第一で安楽な化学療法の実践に努めています。長期間、患者さん主体の治療が継続できるよう効果的にセルフケア能力の向上に繋がる質の高い看護の提供やがん化学療法におけるチーム医療に重要な役割を担っています。
皮膚・排泄ケア認定看護師は、治療の基本となる褥瘡などの創傷管理・ストーマや失禁などで排泄管理が必要な患者さんやご家族の方が、生涯快適な生活を続けられるよう、セルフケア能力の向上に繋がる様々な支援を行う大変デリケートで重要な分野に加えて、職員教育の実施など褥瘡予防対策の中心となる役割を担っています。
患者さんやご家族に質の高い組織的看護を提供するため、看護部の各部署や職員が抱えている様々な課題の改善や解決に努めています。部署内で事故が発生しないよう安全面に配慮する。看護部職員間の良好な人間関係を築く。業務の効率化を図る。職員教育を実践するなどの総合的なマネジメントを行っています。
部署内の業務が円滑に遂行できるよう、常に状況を把握し、看護計画の確認や病室管理、職員のスケジュール調整など、看護業務全般の管理を行うことで、看護の質や職場環境の課題を提起するとともに改善に努めています。また、直接業務に加えて、職員の看護技術向上や精神面に至るまで幅広い支援を行います。
部署を跨ぐ業務も円滑に遂行できるよう、看護業務全般の管理に加え、他部門と連携しチーム医療の充実を図るなど、看護部の管理者として、部署目標の設定を行い達成に向けた活動を実践します。また、看護研究を推進することで、職員への支援を行います。その他、看護基準・手順の整備や看護記録の管理などの事務的業務も担います。
看護部の責任者として、看護部の全職員を統括し看護部のみならず医療法人の運営に参画します。法人の理念や運営状況を考慮し、看護の質向上を図る業務計画の策定や中長期計画に基づく人員配置・人財育成に加えて、経営者と労働者双方が不利益を被らないよう様々な調整を行うなどの包括的なマネジメント業務を行います。
