高山病院
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手術室

患者さんへは優しく微笑み、術中は真摯に向き合い、術後は皆で達成感を分かち合うチームです。

手術介助として、手術中に医師が指示する器械や器材を迅速かつ正確に手渡す、いわゆる器械出しや器械のセット組み、洗浄・滅菌、手術室の清掃、麻酔看護、薬剤・薬品の確認、患者さんへの術前訪問等、多岐にわたり、患者さんの安全・安楽・尊厳を守り、手術が円滑に進行するよう周手術期管理チームのマネジメントを行います。

背景
主任

未経験であっても
安心して手術室業務の習得が可能

主任
T.M
2009年入社

手術室と他部署からの応援の看護師・ME計4~5名で、1日の手術を担当いたします。当院は、腎・泌尿器科の専門病院で、術式別のマニュアルも充実していることに加えて、新人指導を丁寧に行いますので、安心して手術室業務の習得が可能です。ちなみに、応援の職員のほとんどは、当院で初めて手術業務を経験いたしました。

主任

SYSTEM

– 体制 –

看護師5名、平日:8:30~19:00(実労働7時間45分、休憩45分)、土曜:8:30~12:30(実労働4時間、休憩なし)を2~5名で勤務しています。また、専属の看護アシスタントが1名配置されています。
必要に応じて病棟・透析室・外来より職員1~2名応援を仰ぎます。

WORK

– 具体的な仕事内容 –

術前訪問で患者さんの心理的支援をします

手術当日に担当の看護師が、患者さんの病室へ術前訪問に伺います。患者さんに顔を覚えて頂き、お話をする事で、手術への不安軽減の一助となるように努めています。

円滑な手術を支援する事前準備を行います

週1回の症例カンファへの参加や術前のショートカンファでチーム内の情報共有を図ります。看護アシスタントと協力しながら手術器械の準備・滅菌、医療機器の準備と事前点検、薬剤の準備など、患者さんの受け入れが万全にできるよう務めています。

安全・安楽の維持、二次的な障害の予防

それぞれの立場で責任を持って業務を遂行することに加えて、細かい気づきまでチーム全体で共有します。感染予防・身体損傷予防・体内異物遺残防止・体温管理を行う事が、手術侵襲を最小限に抑えることに繋がります。

チーム医療として関わっている業務

手術室看護師は、手術前の検査や準備、内服薬や既往歴など手術開始前に必要な患者情報の収集を行い、手術の準備を行います。手術中は、器械出しの看護師が執刀医等と直接的に手術に関わり、外回り看護師が、麻酔科医や他職種と連携を行い、手術が円滑に実施できるように調整いたします。また、手術後は、患者さんの状況や手術中の状況を病棟に申し送り、今後の指示を伝えます。このように、手術室看護師は、チームマネジメントを行うことで、術前から術後までの質の高い周手術期管理の提供に努めています。

委員会の活動の意義・役割

看護部の主任として、看護部管理者会議に参加しています。当院の手術室は、設立が新しい部署で、他部署からの応援を必要としています。その上で、手術件数や手術室の状況報告が、手術の準備や管理業務を円滑に進める為に重要だと考えています。現在、職員4名と少数であるため、院内の委員会への参加は難しい状況ですが、医療安全や感染管理などの委員会の議事録を閲覧した上で、不明な点があれば、直接委員会のメンバーより情報を得るようにしています。

専門職として働き、学び得たこと

当院は、腎・泌尿器科疾患の専門病院として、泌尿器科手術・シャント関連手術を行っており、手術件数は年間600例を越えます。診療側も意欲的で、年々手術件数は増加傾向です。泌尿器特有の疾患や内視鏡手術から開腹手術まで幅広い術式を直接学ぶ機会が多くありますので、専門分野の充分な知識と技術を学べる場所です。また、低侵襲手術である腹腔鏡下手術の件数も増えていく事が予想されます。

高山病院で得た職務上の自分の強み

私は、高山病院に入職後、病棟、透析室、手術室と様々な部署で経験を積むことができました。各部署を経験したからこそ、それぞれの部署の特徴を理解し、助け合いながら協力する事で、管理業務を円滑に進めることが出来ていると思います。当院は、看護部を始め、各部署がコミュニケーションを図り、協力する体制がありますので、手術室も、各部署からの応援を得て業務を行っています。また、研修への参加も協力的で、診療情報管理士、認知症ケア専門士などの資格を取得いたしました。今後は、手術・中材関連の資格取得を目標にしています。

PERSON

– 人を知る –

手術室の看護師や看護アシスタントとして働く先輩の紹介や、スケジュール、やりがいなどをご紹介します。

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RECRUIT

– 採用情報 –

病院見学・採用説明会
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